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スイスのパンフレット03 [スイス]

【1970年6月07日】
7/June/1970
☆ベルンでの宿泊ホテル・Hotel Bellevue Palace(ホテル ベルビューパレス)のホテルカード(宿泊者用部屋番号案内カード)が,観光案内の小冊子になっています。
大きさは,縦11cm,横7.5cm。

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↑後ろの絵はがきが,14×9cmの大きさ。

☆本文は特色3色(黒,マゼンタ系,シアン系)の印刷で,その3色が効果的に使われたデザインとそこかしこの意匠がかわいらしく,印刷物作成時の参考になります。

☆父はこの小冊子が気に入ったのか,自分の部屋の分と,同ツアーの他のメンバーの部屋の分と,2冊ありました。3人きょうだいの我々が欲しがったときにケンカしないように,という心遣いかもしれません。

◆以下,本文32ページ,表紙(表1〜表4)の全36ページを見開きでスキャンした中で,いくつかをアップします。

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◇左:表4(裏表紙),右:表紙(表1)
表4は,Türlerという時計やさんのようですが,日本人向けに「チュルラー」というカタカナ表記もされています。
最初,「読み方を父が落書きしたのかな」と思ったのですが,しっかり印刷されています。

☆現在,Türlerのベルン店は無いようです(チューリッヒ店のみ)。Türlerのサイト情報によると,1908年にWerner Türler氏が ベルンのMarktgasse 29にショールームを開いたそうです。

↓Türler英語表示サイト
http://www.tuerler.ch/0en.php


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◇真ん中の見開きページ(p.16-17)
ホテルの位置(真ん中あたりの赤い小さな●)を示した,ベルンのイラストマップ。


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◇表2,本文1ページ目
表2はカラー印刷で,豪華な時計。CERTINAは現存する時計メーカーのようです。


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◇本文2ページ目と3ページ目
左は,キャバレー,バー,ダンスホール…のある,CHIKITO(Neuengasse 28)というお店の広告。現在は同じ通りの違う番地(Neuengasse 17)にあるようです。
右ページは目次。


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◇本文4ページ目と5ページ目
左は,ホテルやホールもある複合施設・Kursaal bernの広告。現存しているようです。
右は,時計店・ZIGERLI+IFFの広告。同じ場所(Spitalgasse 14)に現存しているようです。
右ページ上にある「Bern」の説明書きは,ドイツ語。


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◇本文6ページ目と7ページ目
左は,レストラン3店の広告。イラストもロゴもかわいい。
右下も,レストラン・KORNHAUSKELLERの広告。同じ場所(Kornhausplatz 18)に現存しているようです。
右ページ上にある「Berne」の説明書きは,フランス語(たぶん)。


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◇本文8ページ目と9ページ目
左は,陶器のメーカー・ローゼンタール(Rosen thal)を取り扱うお店でしょうか。現存していないようです。
右下は,電気ひげそり機(?)店・Electrasの広告。違う場所(Amthausgässchen 3)で,現在もシェーバーの他,コーヒーメーカーなどを販売しているようです。ロゴも1970年当時と同じものでした。すごい。
右ページ上にある「Berne」の説明書きは,英語。


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◇本文14ページ目と15ページ目
左上は,カーアクセサリー(autozubehör)店の広告。現存していないようです。
左下は,1970年当時と同じ場所(Marktgasse 31)に現存するティールーム・Confiserie Meyerの広告。
右ページには,ドイツ語,フランス語,英語で,次ページ見開き(p.16-17)のイラストマップの解説と観光の見所。


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◇本文18ページ目と19ページ目
左は,スイス銀行・Schweizerischer Bankvereinの広告。1998年に他銀行と合併して「UBS」銀行という名称になり,同じ場所(Bärenplatz 8)で,1970年当時と同じ建物で営業しているようです。
右は,スイスで使用されるコインの解説。


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◇本文20ページ目と21ページ目
左は,テレフォンサービス案内(電話でこの番号をダイヤルすると教えてくれる…のかな)。
右は,カメラ店・FOTO Zumsteinの広告。1970年当時と同じ場所(Casinoplatz 8)で営業しているようです。


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◇本文26ページ目と27ページ目
見開きで,上半分に各国大使館(領事館)の電話番号と,冊子中央見開きページ(p.16-17)のイラストマップ内の位置を示しています。
左下は,衣料品店?・mollenkof bernの広告のようですが,詳細不明。
右下は,おもちゃ屋さん・Franz Carl Weberの広告。現在も同じ場所(Marktgasse 52)で営業しているようです。


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◇本文30ページ目と31ページ目
ベルン周辺にある観光地の案内ページのようです。
左上は,ベルンから28kmにあるホテル・Le Vieux Manoir(ル・ビュクス・マノイア)。歴史あるリゾートホテルのようです。
↓ホテルの公式サイト(英語表示ページ)
https://www.vieuxmanoir.ch/en/

左下は,ベルン近くにあるTIERPARK(動物公園)と,NIEDERHORN(beatenbergにある山岳地帯の観光地)。
右上は,高原の観光地のようなGURTEN-KULM(グルテン・クルム)のちょい案内。登山電車で行けるようです。
右下は,スキーやゴルフが楽しめるリゾート地・GSTAAD(グシュタート,グスタード)の案内。

それぞれ番号が振られており,右ページのイラストマップに対応する番号で位置が示されています。どの観光地も現存しています。


☆本ブログ内の,Hotel Bellevue Palace(ホテル ベルビューパレス)に関する記事は以下。

https://1970-photo-world.blog.so-net.ne.jp/2013-01-24
〈了〉

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